社保庁職員の暴露!!
社会保険庁職員による年金の着服・不正受給問題で、オンライン操作で記録を捏造(ねつぞう)し年金4000万円以上を不正受給していた西日本に住む40代の元職員が毎日新聞の取材に初めて事件の全容を証言した。「受給申請されても加入者が特定できない『空き番号』を使った。同僚がやり方を教えてくれた」。いわゆる「宙に浮いた年金記録」が悪用されていた。社保庁のずさんな業務管理が事件を誘発した形だ。【野倉恵】
元職員は01年、詐欺罪などで懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受けた。判決によると、元職員は97~99年、母親の年金納付記録を水増しし、約930万円を詐取。同様に父親名義で99年、約110万円をだまし取った。さらに父母の名前の読みを変えたものと、全く架空の人物の計3人の名義で同年、計約3400万円を詐取した。そして同じ年の秋、「6人目」を入力後に職場で不自然さが指摘され、ついに発覚した。
「『請求されない番号を使えば年金なんて簡単にもらえる』と仕事中に事務所の同僚がそばに来て言い、それをヒントにした」。元職員は「やり方は自分で考えたのではない」と話したうえで、架空の名前を使う手口を明かした。
基礎年金番号は10けたで、最初の4けたは管轄する社会保険事務所、残る6けたは加入者の個人番号だ。社保事務所のオンライン端末に10けたの年金番号を入力すると、本来なら氏名、生年月日、性別、納付記録などが画面に表示される。
ところが、これらの要素がいくつか欠けたり内容に矛盾があると、端末から警報音が鳴る場合がある。「これが空き番号だ。加入者が全く分からず、受給申請されることが考えられない。仮に本人が受給申請しても番号と結びつかない」。こうしたずさんな記録が、「宙に浮いた」年金記録には含まれているとみられる。元職員は端末を操作して空き番号の記録に架空の人物の名前などを入力。受給申請に必要な裁定請求書や戸籍抄本の写しも捏造した。
「記録に漏れがあったんです」。不正に手を染めるきっかけの一つが母親の年金記録の不備だった。「母親の名前は漢字だが、平仮名の名前の記録があったことが後に分かった。平仮名の分が加算されなかったこともあり、年金をもらえなかった」。納付記録では、母親は13年4カ月しか厚生年金を払っていないことになっていた。平仮名の記録が宙に浮いていたのだ。 持病を抱える元職員は無年金の母親や家族の将来を悲観していた。判決は「(母親の年金は)正規の手続きを経れば受給しうるものがあったとしても、本来公正な年金授受手続きを無視した犯行で強い非難を免れない」と指摘した。 詐取金は全額返済した。家族に支えられ社会復帰を果たしつつある。同僚からは年賀状も来なくなり、手のひらを返すような態度の人もいる。元職員は言う。「でも一番悪いのは私。事件は自分の中で死ぬまで残る」 (毎日新聞 2007年10月28日<記事>)
結構 着服って簡単だな~・・・執行猶予がついたのが不思議だ・・・。
この元職員の発言で社保庁は全職員チェックをしたのかな?
でも、母親の年金記録の不備を発見した時点で公にしてほしかったな・・・
結局、着服は”自分さえ良ければ精神”だもんね。
社保庁だから、仕方ないか(諦)
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